Diving School io 〜 ダイビングログブック

日記 By 奥村
2013年2月13日〜26日まで休みをもらったので、またまた一人旅をしてきました。
いつもの30万円貯金箱が貯まったので、その予算内での旅行ということで、今度の国はタンザニア!!またアフリカです(^^)今回の大きな目的は、『キリマンジャロに登る』ことです。
なぜキリマンジャロ?かというと、キリマンジャロは素人が登れる一番高い山!!と聞いたからです☆しかもアフリカ大陸で一番高い!
まずは航空券の手配。12月に、限定3日間のバーゲンチケットを、あわてて日程を決めて即購入!!現地登山ツアーは、『ZARA Tanzania Adventures』を予約しました。いくつかのツアー会社に見積りを取った中で、私の予算内であったのがここだけ…というのもありますが、メールで返事がすぐ帰ってきたこと、友達が一度使っていること、なにより日本人がいなさそう!というのが決め手でした☆
私が申し込んだコースは、『マチャメルート6日間』。登山中はテントに泊まるコースです。登山後の観光として、サファリに行くかザンジバルでダイビングをするかで悩みましたが、ザンジバルに行くことにしたので、キリマンジャロ空港〜ザンジバル空港までの航空券もZARAで手配してもらいました。送迎も含めて、合計2000ドルくらいだったかな!
私は山登りはもちろん初めて!!富士山すら登った事がありません。行くまでに山とか登って練習していけばいいのに、そんな時間もなく、結局六甲山を一度登っただけ…。登頂できなくてもチャレンジした!という事実で満足だったので、あんまり気にしませんでした(^^)
とりあえず、キリマンジャロに行くにあたって準備したことは…・『地球の歩き方』を買い、靴とヘッドランプを買い、ビザを取り、黄熱病の予防接種をし、五月山と六甲山に登ったくらいです。。
もっともっと準備するべきなんだろうけど、なんとかなるか☆と気軽に行ってしまいました!!

ZANZIBAR(ザンジバル)編〜

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関空からドーハ経由で
キリマンジャロ空港へ♪

関空ードーハ 約10時間
トランジット 1:30
ドーハーキリマンジャロ
約8時間
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アフリカっぽ〜い(^^)

←キリマンジャロビールと
キリマンジャロ水

遠くからみても高い…
↓↓↓
なぜか、卵の黄身が白い→

翌日は、
ツアーのピックアップカー
で大賑わい☆
↓↓↓
飛行機を降りたら、アフリカっぽい気候で、暑い!!キリマンジャロも近くに見えます☆
モシの町までは車で45分。ZARAの送迎車に乗り、ホテルへ。ちなみに、ここからの会話は全部英語。。しゃべれたりしゃべれなかったり、聞き取れたり取れなかったり…。ホテルに着いたのが夕方5時ごろ。日本とは―6時間の時差があるので、関空出てから約24時間。遠いところに来たなぁ〜とあらためて実感します。しかも電気がつかなくて停電中。暑い。。
レセプションで、担当の登山ガイド・シルベスタと会い、装備などの説明を受けました。極寒用寝袋・ダウンジャケット・リュックは西さんに借りたし、登山ウェアはドライスーツインナーを使い、ヘッドランプなども持ってきたので、レンタルは無しでいけました。
水は一人3〜4リットルいるので、売店で1.5Lのペットボトルを3本購入。山では毎日水を沸かして入れてくれるので、空のペットボトルも捨てるな、ということでした。その他、ダイアモックス(高山病対策用の薬)やマラリア予防薬は使うな、と言ってました。まぁ私、そのへんは何にも用意してないので大丈夫!!寝袋や衣類などは大きなバックに入れて、ポーターさんが持ってくれます(15kgまで)。水は行動用なので、リュックに入れて自分で背負います。
今回一緒に登るのは、ゲストは私を含めて5人。日本・カナダ・ドイツ・ハンガリー混合です。その他、メインガイド1人・アシスタントガイド2人。私たちのテントや荷物を運んでくれるポーターは、ゲスト1人につき3人おり、3×5で15人、さらにコック+トイレスタッフで、総勢25人のチームだそう。
Kilimanjaro Climb Machame Rute:DAY1 2013/2/15 
↑↑↑
遠くからみても高い…

←マチャメゲート
MACHAME GATE
出発〜!!

ゲートでポーターさん達が
荷物の振分けしてた。
1人15kgまでらしい。


初日はジャングルみたいな
熱帯植物の森でした☆

ランチボックス↓
食料・テント・テーブル・
荷物などなど、
全部持って上がります。



固有の植物らしいけど、
名前忘れました。。

『白いヒゲ』って
言ってたような…↓

ポーター達は頭の上に
荷物を乗っけて、
追い抜いていきます。

←サルもいました!
翌日は8時出発ということだったので、早めにチェックアウトして荷物も預けて待ってても、もちろんアフリカタイム。。。8時には出発しません。なんやかんやで出たのは9時ごろ。
日本の古いマイクロバスにガイドもポーターもみんな乗って出発です☆
『忘れ物ないか〜?』との問いかけに、私、『あっ、パスポート!!』と忘れ物。。山にパスポートはいりませんが、パスポートNO,を書いて持って来い、と言われたのにすっかり忘れてました。
でもシルベスタは『テレフォンナンバーでいいよ!ハクナ マタタ!!』と。
『ハクナ マタタ』とは、スワヒリ語で『No problem=問題ないよ』ということです。この言葉、やたら使われます。ここの人たちは、何でもかんでも『ハクナ マタタ』でした!
というか、パスポートNOもいるってゆったのに、いらんのかい!とツッコンでしまう(>_<)
今回私が登るルートは、マチャメルートで6日間のツアーです。景色がキレイなルートで、テントに泊まるというのが魅力的でした。メジャーなのはマラングルートですが、人が多そうだし、混むのはいやなのでやめました。しかもマチャメルートには日本人はあまり来ないと言ってました。ゲートについて手続きをしたら、アシスタントガイドのセイレを先頭に登っていきます。初日は森林の中の登山道をゆっくりゆっくり歩いていきます。
暑いくらいの気温で、みんな半袖短パンといった格好。私は虫予防のため長袖でしたけどね!
キリマンジャロ登山では、やたらみんなに『ポレポレ』(スワヒリ語でゆっくりゆっくり)と『水を飲め』と言われ続けます。高山病対策です。でもポーターの人たちは、頭に重い荷物をのせたまま、ガンガン追い抜いていきます。全然ポレポレではありません。すごいな〜と感心しながら道を譲ってました。なので25人チームでも一緒に登ってるのはゲスト5人とスタッフ3人です。
急な坂道ではないし、め〜っちゃゆっくり歩くので全然しんどくない。セイレにスワヒリ語を教えてもらったり、自己紹介がてらゲストと話したり写真を撮ったり、みんなまだまだ余裕です。
ポーター達に『Jambo―☆』(こんにちは)と挨拶したら、みんな陽気に『マンポー』(返し?)と返してくれたりと、やりとりも楽しい(^^)
今回は日本人は私だけ。飛行機でもホテルでも山でも日本人は見かけませんでした。そしてゲストやガイドはもちろん達者な英語で、カタコトな英語は私だけ。。。本気でしゃべられたら会話に入れません(>_<)もっと勉強しとけばよかったなー!!でも感動は共有できるし、とりあえず出来る範囲での会話は充分楽しめました☆
マチャメキャンプ
MACHAME CAMP
(3000m)
到着☆

頂上は
まだまだ遠いなぁ〜
↓↓↓

毎回撤去して、
持って上がって、
設置してくれます。
夜は真っ暗なので、
ヘットランプで食事です☆

朝食もボリューム満タン→
肉も野菜もスープも
出てきます。
11時くらいから登りだし、4時くらいにMACHAME CAMP(3000m)に到着です。
富士山も登ったことない私にとって、初めての3000mです☆ここまで来るともう肌寒い。
まだ高山病はありません。先に登ってたポーターたちは、もうテントも張ってくれてて、暖かい飲み物とポップコーンを出してくれました☆ありがたい(^^)
ここでやっと山頂が見えたけど、まだまだ遠いなぁ。
夕食は、食事テントでヘッドランプをつけながら、ゲストだけで食べます。まずは温かいスープとパン。美味しかったなぁ〜☆みんなこれだけだと思ってて、スープもパンもいっぱい食べて、あ〜お腹いっぱい!というところに、めっちゃでっかいマッシュポテトとお肉の煮込み!さらにフルーツ!!完全にみんな『しまったー』という顔して、また食べました(゜o゜)山の食事だとあなどってたけど、毎日メニューは変わるし、美味しいし量も多くて大満足☆
毎日食事を共にしたけど、外人さんたちのビーナッツバター・ハチミツ・ジャム・砂糖・チリソースの使用量がすごい!!なんでもいっぱいかける!!!
夕夜はすることもないし疲れもあって、8時すぎには就寝。夜、トイレで外に出て空を見上げたら、あまりの星空にビックリしました☆キレ〜やったなぁ〜(^^)
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撮影:奥村